プロ顔負けのデザインを作りたい!ロゴ作成を行うときのポイントを知っておこう

オリジナリティーの高いロゴを作成してプロ顔負けのデザインを作り上げたいと考えている人もいるでしょう。プロにも負けないようなデザインを作る為には、ロゴ作成を行うときに重要となるポイントを知っておく必要があります。

重要なポイントを知った上でロゴ作成を行うことによって、完成度の高いロゴデザインに仕上げられるようになるでしょう。

「企業のロゴ作成をする際にデザイナーが気を付けるべき点とその工程」

コンセプトを理解してデザインしよう

ロゴ作成を行うときには、オシャレなデザインやカッコイイデザインを意識しすぎていないでしょうか。ロゴは見た目が重要であるのは間違いないです。しかし、見た目重視であっても必ずしもオシャレなデザインやカッコイイデザインが正解であるとは限りません。

会社のロゴや商品ロゴを作りたいときに、何かコンセプトを持っていることが多いでしょう。そのコンセプトがオシャレというワードやカッコイイというワードからはかけ離れているケースも考えられます。これらのワードからはかけ離れたコンセプトであるにも関わらず、ロゴデザインはオシャレやカッコイイことを重視していては会社や商品のアピールに繋がりません。

コンセプトを理解した上でデザインを作るのが重要になります。ロゴを見たときにコンセプトを簡単に理解してもらえるようなデザインを作り上げることが、プロにも勝てるような良いデザインへの近道だと言えます。例えば洗顔用のクリームを売り出すときの商品ロゴを作りたい場合、何を重視するのが良いでしょうか。

この洗顔クリームの場合は顔を洗うことよりも顔を洗ったときに綺麗になることをアピールしたいと考えられます。そのことを考えれば洗顔クリームのロゴを作るときには顔を洗っているイラストよりも顔が綺麗になっているイラストの方が、良いアピールができる可能性が高いと言えます。

顔が綺麗になっているイラストを描くことによって、そのデザインを見た人は直感的に「このアイテムを使えば顔が綺麗になるんだ」と理解してくれるでしょう。

文字とイラストのバランスを考える

ロゴを作成するときには文字とイラストのバランスが重要だと言えます。文字とイラストがアンバランスなデザインは、そのデザインを見る人からの印象が悪くなりやすいです。アンバランスな場合はロゴの伝えたいことも正確に伝わらないケースがあるでしょう。

そのようなデメリットを考えれば、文字とイラストのバランスが良いロゴデザインを作るのが大切だと言えます。例えば車のイラストと商品名を書いたデザインを作ることになったとします。ロゴデザインには2つの案があり、1つは中央部分に車のイラストが描かれていて下部に商品名が書かれているデザイン、もう1つは左端に車のイラストが偏っていて下部に商品名が書かれているデザインになっています。

この場合はどちらのデザインが好ましいでしょうか。後者のロゴデザインは車のイラストが偏っているので、車の魅力がアピールしにくいというデメリットがあります。見る人によっては商品名にしか意識が集中しない可能性も考えられるため、車の売り上げが下がるかもしれません。

それに対して前者のロゴデザインは車が中央に描かれているので、文字との配置バランスが良いと言えます。このデザインであれば車の魅力と商品名の両方を上手くアピールできる可能性が高く、車の売り上げアップに貢献できることが想定されます。

文字とイラストを重ねるのも1つのテクニック

ロゴデザインを作ったことのない人は、文字とイラストを分離して考えてしまいやすいです。文字は文字でアピールしてイラストはイラストでアピールしなければならないという固定観念を持っている人もいるので、オリジナリティーの高いロゴデザインが作りにくくなっています。

その考え方を捨てて、文字とイラストを2つで1つだと考えてみるのも有効な手段だと言えます。その文字とイラストを2つで1つだと考えたときに使いやすいテクニックの1つが、文字とイラストを重ね合わせることです。

例えば前述した車のイラストと商品名が入ったロゴデザインで、車のイラストよりも商品名の方が強くアピールしたいと考えていたとします。この場合であれば車のイラストを半透明で表現して、その上から商品名を明るいカラーフォントで書いていきます。

こうすることによって車のイラストよりも商品名の方が強くアピールできるようになるでしょう。文字を斜めにして車のイラストに重ねることで、よりスタイリッシュなデザインに仕上がります。

スペースの扱い方も良いロゴを作るには重要なポイント

ロゴデザインを作成しているときに、余白を作りすぎていないでしょうか。スペースが余り過ぎているとロゴデザインの全体的なバランスが悪くなりやすく、見栄えの悪いロゴになってしまいます。スペースが余り過ぎているロゴデザインはロゴの大きさが小さすぎるケースも考えられます。

ロゴの大きさが小さすぎると、何を表現しているのかが分かりにくいと思われやすいので注意が必要です。ロゴデザインを作るときには、なるべく余白を作らないようにするのが良いでしょう。しかし、何の意味もないイラストで余白を埋めるのは良くないので、スペースが余り過ぎている場合はロゴの拡大を行うのが有効な手段だと言えます。

ロゴを大きくすることによって、ロゴが見えやすくなるというメリットも得られます。

文字やイラストの色と背景色のバランスを考えよう

ロゴデザインを作るときには、文字やイラストの色と背景色のバランスを考えるのも重要なポイントだと言えます。例えば文字色とイラストの色が赤色である場合、背景色にも赤系の色合いを使うのは好ましくないでしょう。

同系色を使ってしまうと、文字やイラストが見えにくくなるのでロゴの魅力が減少してしまいます。今回の例のような赤色の文字とイラストである場合は、中性色か寒色を背景色に使うのが好ましいと言えます。特に文字とイラストに暖色を使っている場合は背景色に寒色を使うことで、文字とイラストを鮮明に見せられるようになります。

また文字に縁取りを行っている場合は縁取りに使っている色と背景色のバランスも考えておくと、より良いデザインが作れます。例えば文字色が青色で縁取りの色が水色であった場合、背景色は暖色系の色合いを使うのが有効な手段だと考えられます。

テクニックを駆使してプロ顔負けのデザインに仕上げよう

ここで紹介したテクニックを駆使すれば、プロにも負けないようなロゴデザインを作成できる可能性が高くなります。特にコンセプトを理解した上でロゴデザインを考えるのは重要なポイントだと言えます。コンセプトを理解していれば会社や商品を上手くアピールできるようなロゴが作れるようになるでしょう。

プロ顔負けの商品ロゴが作れれば売り上げアップが期待できます。